それは、まるでオブジェ。
20世紀を代表する
彫刻家であるイサム・ノグチの
世界中で愛されている名作
ノグチテーブル
をご紹介します。
日系アメリカ人の
彫刻家で造園家でもある
イサム・ノグチは、
幅広い分野で活躍したデザイナーですが、
家具の代表作でもある
ノグチテーブルは、
1944年にデザインされ、
日本ではvitra社が
正規販売店になっています。
天板のガラスも脚部も有機的で、
まるで彼の彫刻作品が
自宅にあるような印象を受けます。
サイズはやや大きめなのですが、
ガラスの天板を使用しているので
圧迫感は感じにくく、
唯一無二のデザインから
存在感は抜群なのです!
しかも、ガラスの天板は
19㎜の厚みがあるので、
総重量は50㎏相当にもなります。
重く頑丈な天板を支えるために、
アシンメトリーな脚が
天板と直角に配置され、
3点で絶妙なバランスを
保ちながら支えています。
ガラス自体が重いので、
簡単に天板が動く訳ではありませんが、
ガラスの天板と脚部が
固定されていないので、
小さなお子さんがいるお宅では、
気をつけたほうがよいです。
シンプルな中にも、
そのデザインの秀逸さが際立つ作品は、
和にも洋のインテリアにも
合わせることができ、
2つの国の遺伝子を持つ
イサム・ノグチだからこそ、
完成させることができた
デザインのように思います。
今日の名作は
ノグチテーブルについてでした。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!