好みは千差万別。
人によって違うのは当たり前。
しかし、打ち合わせで
一番悩んでしまうケースがこれ。
夫婦の好きなインテリアテイストが違う!
そりゃあ、男と女ですから、
好みが違って当然です。
見てきたものや、感覚が違いますし、
選ぶ色だって好みがあります。
でも、せっかく作るインテリア、
素敵に仕上げたいのは当然のこと。
夫婦の意見が違う時
どうまとめていったらいいの!?
って思いますよね。
そこで、どう解決するのかを、
これまでの経験で得たことから話します。
まずは、
夫婦で好きなインテリアテイストを
それぞれ挙げてもらいます。
同じだったり、
近ければ本当にラッキーですが、
今回はテイストが違う場合です。
①2つのインテリアテイストの
共通項を探して取り入れていく
・全体の明るさ
明るいのか落ち着いているか
・素材感
木質感、石目、塗り壁、鏡面
マットなのかツヤ有なのか
・装飾の度合い
シンプルなのかデコラティブなのか
シャープ、素朴な雰囲気、
ゴージャス感など
・色の好み
②テイストや色をミックスさせる
ミックスできる要素があれば、
お互いの許容範囲の中で組み合わせます。
例えば、
ご主人がモダン
奥様がゴージャス系の場合、
ラグジュアリーモダンにする。
ご主人が落ち着いた雰囲気
奥様が明るい雰囲気を好む場合、
床や壁を明るくし、
家具やカーテン、
アクセントウォールなどで
落ち着いた色を選ぶ。など
お二人の好みを、
バランスを取りながら
組み合わせていきます。
③部屋ごとに担当を決める
共通項やミックスが難しい場合、
それぞれ担当を決めて
インテリアを選んでもらいます。
例えば、リビングダイニングなどの
同じ空間でつながる部分はテイストを揃えます。
空間分けできるところ、
和室、寝室、トイレなどで、
他のテイストを楽しむという具合です。
どうしても、リビングダイニングで、
どちらも取入れたいと思うかもしれませんが、
無理にミックスさせて
バランスが悪く違和感のある空間は
避けたいところですし、
中途半端に合わせて
どっちつかずの印象になるより、
しっかりスタイルを決めて
作ってあげたほうが、
素敵な空間になります。
また、リビングダイニングは、
家族みんなで使いますし、
ゲストが来る場合もあるので、
みんなが居心地の良いインテリアに
整えたいところです。
そのためにも、
夫婦間の話し合いがとても大切です。
たいていの場合、
女性の方がインテリアに
興味がある場合が多く、
奥様主体で打ち合わせする
こともあります。
しかし、女性らしく可愛らしい
インテリアの場合は、
私は一度ご主人に確認を取ります。
それは、
男性からすると許容範囲を
超えてしまうことがあるからです。
「私も好きなインテリアテイストです」
「妻の好きなようにさせてあげたい」
「そういうテイストに抵抗が無い」
という場合は、
心置きなく提案しますが、
そうでない場合は注意が必要です。
どこまで取り入れられるのかを、
実際の商品を見せて
許容範囲を確認してから選ぶと、
選び直しが少なくなります。
実際に、打ち合わせをしていて、
好みが違うケースの方が多いと思います。
なんで、こんなに好みが違うのかしら…
と嘆く方もいますが、
違って当然のことですし、
新たな発見があるかもしれないので、
悲観せずに、
良いアイディアを探してみてください。
今日は、
夫婦の意見が違う時についてでした。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!