くるみの木 ウォルナット材のはなし

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最近、家具の定番であるウォルナット。



以前は取扱いメーカーが限られていましたが、
インテリアの流行の影響もあり、
今では多くの家具メーカーで
扱うようになりました。
ウォルナットは、
材料としても優秀な木材なので、
この人気は個人的にも
「嬉しいな」と思っています。



ウォルナットはクルミ科の広葉樹で、
チーク、マホガニーと共に、
「三大銘木」の一つとされています。


種類は大きく
北米のブラックウォルナットと、
ヨーロッパのヨーロピアンウォルナットの
2つあります。
最近、家具メーカーで多く出ているのが、
ブラックウォルナット です。



ブラックウォルナットは名前の通り、
木肌が黒っぽい茶系の色をしています。
多くの木材では、日光に当たると
色が濃く変化するのに対し、
ブラックウォルナットは、
色が薄くなっていきます。

天然の深みある色合いと、
木目の美しさから、
無垢の天板も人気が高く、
お手入れをしながら、
大事に使われる方が多く見られます。



続いて、
ヨーロピアンウォルナットは、
やや赤みを帯びた茶系の色で、
ヨーロッパの高級家具に
使用されていました。
16世紀~17世紀に、
ウォルナット材が主流となり、
“富の象徴“と言われるほど、
高級家具として用いられていました。



ウォルナットはゆっくり成長するので、
木目が詰まっており、
くるいが少ないという特徴があります。
また、堅く、衝撃に強く、
加工がしやすいという利点もあるので、
高級家具や、ドア、造作材、
フローリングなどに用いられます。


そして、
なんといっても木目が美しく、
落ち着いた深みのある色合いは、
家具の存在感を際立たせ、
高級感を演出してくれます。



インテリアの流行というだけでなく、
機能的にもデザイン的にも
優れている木材なのです。




今日は、ウォルナットのお話しでした。

それでは、
Happyな一日をお過ごしください!