「一室一灯」で生活していた時代から、
「一室多灯」へ変化しています。
とくに、
リビングダイニングスペースでは、
ダウンライト、ペンダント照明、
シャンデリア、間接照明など、
複数の照明を取り入れて、
光りをコントロールしながら
楽しむ時代になっています。
光りのデザインと、
照明器具のデザイン、
照明計画するうえで、
どちらも必要になってきますが、
器具デザインを悩む部分が
ダイニングテーブル上の照明です。
部屋に入ったとき、
アイキャッチにもなる
ダイニング照明。
第一印象を決める、
大切なエレメントです。
しかも、
インテリアのテイストを左右するので、
何灯にしようかな?
どんなデザインにしようかな?
など、どう選ぶのか迷うところです。
そこで、今回は
ダイニングのペンダント照明の数について
取り上げます。
まず、ポイントとなるのが、
ダイニングテーブルの形状と大きさです。
1灯の場合と多灯の場合で、
それぞれ見ていきます。
・1灯の場合
中央に印象的な照明を一つ設置したもので、
照明器具の種類は大きく分けると、
丸タイプと横長タイプがあります。
①丸タイプ
真ん中に灯だまりをつくつので、
円形や正方形のテーブル中央に入れます。
長方形テーブルの場合は、
テーブルサイズとのバランスを見て
器具サイズを選びます。
②横長タイプ
長方形のテーブルに設置します。
テーブルが大きくても、座った位置に
灯だまりを作りやすくなります。
・多灯の場合
複数個の照明器具を並べて取り付けます。
ダイニングテーブルのサイズによって、
灯数をえらびます。
長方形テーブル4人掛けの場合
2灯~3灯程度
長方形テーブル6人掛けの場合
3灯~4灯程度
多灯使いする照明器具サイズによって
変化する部分なので、
全体のバランスを見て入れます。
円形や正方形のテーブルであれば、
小型のペンダントを、
複数個入れます。
コードが揺れるものは、
地震などで器具のぶつかりが
想定されるので、
設置する高さを変えるか、
割れにくい素材のものを
選ぶと安心です。
ダウンライトや間接照明の
プランが多くなっている現在、
インテリア空間を考えてみても、
ダイニングの照明デザインは、
大きなポイントになります。
デザインを楽しむのはもちろんですが、
食事を美味しく演出してくれる効果も
嬉しいところです。
お気に入りの特別な照明を、
選んでいただきたいと思います。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!