秋になると、近所の大きな公園に
ちょっとした楽しみがありました。
丸や細長い形、帽子をかぶったものなど、
色んな種類のどんぐり達が、
たくさん落ちているのです。
その愛くるしい形のどんぐりを、
娘と一緒に拾って遊んだものです。
今日は、そのどんぐりの木でもある、
オーク材についてお話します。
オーク材はブナ科に分類され、
日本ではナラ材と同種の木材です。
代表的な種類で
ミズナラ
ホワイトオーク
レッドオーク があります。
ホワイトオークは、
ウイスキーの樽にも使われ、
チロースという物質のおかげで、
液漏れせずに済んでいます。
しかし、同じオーク材でも、
レッドオークは
成長が早いので木目が粗く、
チロースが未発達なため、
樽に使うことができません。
ゆっくり時間をかけて成長すると、
細かい部分もしっかり育つのかな…。
なんて思ってしまいます。
![](https://incolde.net/wp-content/uploads/2020/01/scotland-1607856_1920-1024x683.jpg)
また、
堅くて重く耐久性があるので、
家具やフローリングにも使われています。
昔から定番ではあるオーク材ですが、
最近のインテリアスタイルでも、
人気は高く維持しています。
木目の個性や風合い、耐久性なども、
選ばれる理由の一つとなっています。
オーク材の個性として
節や色の濃淡があり、
“虎斑”とよばれる
虎の毛のような模様が
現れることがあります。
一つの木材から、
様々な表情が出てくるのも、
魅力なのだと思います。
このように、
オークは優れた特徴と個性があり、
多くの方に支持されています。
しかも、どんぐりという
可愛いプレゼントまでくれる、
素敵な木なのです。
今日は、オーク材についてでした。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!