カーテン生地や、
壁紙の模様でも人気のシャンタン。
シンプルながらも上品で高級感のある、
“シャンタン” とはどんなものなのか、
見ていきたいと思います。
元々は、中国の山東(シャントン)
で作られた絹織物です。
経糸は普通の糸を使い、
緯糸は節のある玉糸を使って
織っていくので、
横方向に不規則に節が現れます。
カーテンでは、ポリエステルが多く、
ハリがあり上品な風合いを持ちます。
また、表面は主張しすぎない
シックな光沢感があり、
裏面は光沢感が強く出てきます。
どちらの面も、
リバーシブルで使えるので、
同じ生地でも、
違った表情を見せてくれます。
多くの場合は、
表面をドレープカーテンに使用しますが、
裏面を折り返しアクセントを付けるなど、
表面仕上げの違いを活かした
オーダーも良いと思います。
![](https://incolde.net/wp-content/uploads/2020/02/ST_Vega_20_L-1024x724.jpg)
それから、
シャンタンの模様は
壁紙でも人気があります。
品のある風合いと光沢感が、
空間のグレードを
アップさせてくれるので、
玄関、寝室、書斎など、
品のある落ち着きを表現する時に、
シャンタンの壁紙は
活躍してくれるのです。
しかし、横方向の柄があるものは、
壁紙のジョイントが目立ちやすい!
ということも踏まえて
選んでいただきたいと思います。
特に、
寝室では間接照明で
壁側を照らすことも多いので、
ジョイント部分もライトアップされます。
なるべく間接照明を考慮して、
ジョイント部分を
指示することもありますが、
納まり上難しいこともあるので、
気にするタイプなのか、
気にしないタイプなのか、
確認してから選んでもらっています。
今日は、
シャンタンについてお話しました。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!