照明の人感センサについて

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今や多くの場所に使われている
照明の人感センサ。


両手に荷物を持っていても
勝手に点いてくれて、
消し忘れることもなく、
とても便利なものです。


特に、
玄関ホール・廊下・トイレといった、
長い時間いない場所に採用されます。


照明器具にセンサが
ついていることもあれば、
スイッチプレートの位置や、
天井にセンサを取付ける場合もあり、
組み合わせによって
複雑な動線をカバーしながら、
プランをすることが可能です。


そこで、
今日は照明の人感センサについて
ご紹介します。


照明センサは、
器具にセンサが付いているタイプと、
器具とセンサが別々のタイプに
分かれるので、
それぞれ見ていきたいと思います。



器具にセンサが付いているタイプ

①ブラケット
器具の下にセンサ感知部分があり、
センサを動かして
検知範囲を左右へ振ったり、
狭くしたりすることができます。



②シーリングタイプ
器具についているセンサから、
一定の範囲で検知エリアが
決まっています。
センサが固定されているので、
最大の範囲と、エリアカットマスク
をつけた2パターンが選べます。



③連動タイプ
親機と子機を使用して、
複数の器具を一緒に点灯させます。
センサは親機に固定されているので、
検知範囲は親機の位置を基準に
決まってきます。






器具とセンサが別々のタイプ

器具はセンサなしのものを選ぶので、
単体のセンサをご紹介します。


①壁付けセンサ
スイッチプレートと同じ高さに、
センサを取付けます。
検知エリアと点灯時間、
反応する明るさもある程度設定できます。

通常壁付けセンサは、
放射状にセンサの検知エリアが
出ているので、センサに向かって
直進する動きが苦手なのですが、
最近、それを解消するレンズが、
パナソニックさんから発売されました。
(上の画像は新レンズです)
可能な時は新レンズを
指定すると良いと思います。



②天付けセンサ
天井に埋め込むので、
スッキリとした印象になります。
検知範囲は、
センサが固定されているので、
エリアが決まってきます。



独立センサは、
壁付けと天付けセンサを組み合わせて、
複雑な動線を考慮しながら、
センサを反応させることが可能ですし、
好きな器具のデザインと
合わせられるのもメリットです。

*輸入商品や、光源の種類によっては、
できない場合があるので、採用する時に
しっかり確認した方が良いです。




大変便利なセンサですが、
温度差・動き・明るさによって
反応するモノが多く、
誤作動することがあります。



作動しないケース

・気温が体温と近いケース
3~4℃程度の差があると反応するので、
夏の暑いときは体温と近いため、
反応しないことがあります。

・人が動かない場合
トイレの中で本を読んでいる時など、
動かず止まっていると、
照明が消えてしまいます。

・センサに照明が当たっている場合




作動してしまうケース

・エアコンの室外機に反応
・車や動物に反応
・曇りの天気や日陰の場合
 暗いと判断してしまい点灯



今回の画像や図は、
パナソニックさんから
引用させていただきました。
選ぶ器具やメーカーさんによって、
センサの検知範囲や作動の仕方が違うので、
確認した上で採用してくださいね。

より快適に過ごせますように。


それでは、
Happyな一日をお過ごしください!