インテリアコーディネーターらしさとは?

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仕事を始めたばかりの頃。


与えられた仕事は、
とても細かい作業を繰り返す内容でした。


その作業を続けて
そろそろ限界をむかえたころ、
私は先輩に弱音を吐きました。



「私、大雑把な性格なので、
 細かい作業が苦手なんです。
 この作業を続けることが辛いです・・・」と。



その時先輩が言ったことは、

「sizuはこの仕事向いてると思う!
 インテリアは細かい仕事だからこそ、
 性格的に細かく神経質な人は
 耐えられないよ(笑)」


確かにその先輩は、
仕事は細かく的確だけど、
プライベートではざっくばらんで、
おっちょこちょいな所があるような・・・
でも、そうやって
仕事とプライベートを切りかえて、
ちょうどバランス取れているのかも。


先輩の励ましと誉め言葉(?)
と解釈した単純な私は、
そこから与えられた仕事をこなし、
無事終えることができたのです。





仕事を始めてから思うのですが、
人は就いた仕事をする上で、
好ましいキャラになっていくように思います。

職業や肩書がその人をつくる。
とでも言いましょうか、
仕事をする立場が影響を与えて、
それらしく振る舞ったり
考えたりするようになるなと。



インテリアコーディネーターは
細かい作業が多い上に、
デザインの細部まで
目を向ける必要があります。
また、
多くの方と一緒に仕事を進めていくので、
いろんな方と円滑な
コミュニケーションを取り、
バランス感覚も必要とされます。



細やかさ
センス
気配り
バランス感覚
コミュニケーション力
提案力
察知力 etc・・・



基本的な性格は
変わらないかもしれませんが、
仕事を続けていく中で鍛えられ、
インテリアコーディネーターに
必要なスキルが、
少しづつ積み重ねられて
今の自分を支えているように思うのです。


向き不向きはあるにせよ、
インテリアが好きならば、
続けることでスキルはついてきますし、
その人らしいスタイルが確立できます。






また、
あるインテリアコーディネーターさんが
言っていた言葉。


“常にインテリアコーディネーターらしくあれ”


食事したり、コンビニで買い物するなど、
仕事をしていない時にも、
インテリアコーディネーターとしての
自覚と視点を忘れずに、
丁寧な振る舞いと、
日常への意識を高く持って、
きちんと生活しなさいということ。




つまり、継続と意識によって、
インテリアコーディネーターらしさが
つくられていくのかなと思います。



それでは、
Happyな一日をお過ごしください!