その色を見れば、
すぐにブランドを思い浮かべてしまう。
“ティファニーブルー”
明るくもあり、
優しくもあり、
華やかさもあり、
女性らしいブルー。
とても美しく絶妙な色。
ティファニーという
ブランドの効果もあって、
「ティファニーブルーを
インテリアで使いたい!」
という要望もよく聞きます。
ブランドの代名詞でもある、
ティファニーブルーは、
ティファニーの歴史と
深く結びついています。
創業は1837年、
ティファニー・アンド・ヤング
というお店からスタートし、
当時は文房具や装飾品を扱っていました。
1845年、
アメリカ初のメールオーダーカタログ、
“ブルーブック”を発行しました。
この表紙の色が、
後のティファニーブルーになります。
1848年、
フランスで二月革命が起こると、
不安定な状況となった、
王族や貴族から宝石を買い入れ、
高級ジュエリーを扱うようになります。
1853年、
社名を現在の“ティファニー”に変え、
正式に“ティファニーブルー”が
カンパニーカラーとなりました。
ティファニーブルーは、
幸せを運ぶ鳥と言われる
コマドリの“卵”の色からきています。
ヴィクトリア朝のイギリスでは、
土地や資産を記録する台帳の表紙に
コマドリの卵の色が使われ、
大切なものを表す色とされていたこと。
また、
青は真実や高潔さのシンボルでもあり、
「ティファニーの品は
どれも気品高くあらねばならない」
という考えと通じることから、
コマドリの卵の色を、
ティファニーの色にしたそうです。
ブランドの信念を表すだけでなく、
ブランドそのものを
色が象徴しているという、
理想的なカンパニーカラーです!!
また、ティファニーブルーは
アメリカの色見本帳PANTONEにも、
Blue Tiffanyとして登録されています。
しかも、1837番!
ティファニーが創業した年なんです。
インテリアに使う時には、
近い色サンプルをいくつか取寄せて、
全体のバランスを
見ながらまとめていきます。
アクセントクロスで使う場合と、
クッションに取り入れる場合では、
面積効果の関係で
色の見え方が変わってくるので、
狙った色を再現するために、
候補を複数用意してから、
絞り込んでいくという具合です。
ティファニーの印象を表現するために、
ティファニーブルーのほかにも、
ホワイトや
光沢感と輝きのあるアイテムを加えると、
らしく雰囲気がまとまります。
多くの女性を魅了する
“ティファニーブルー”
この特別な色と世界観を、
インテリアに取り入れるのも素敵ですね!
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!