今日はひな祭り! 十二単の色にみる女性のおしゃれとこだわり

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今日はひな祭り!


この頃になると
気温も暖かくなってきて、
梅や桃の花など、
優しいピンクの色合いを
目にするようになり、
気持ちも春を感じられる
ようになりますね。



さて、
ひな祭りといえば
“お雛様”


色鮮やかな衣装と
豪華な飾りは、
平安時代の雅な世界へ
誘ってくれます。






その中でも、
女雛の着ている十二単は印象的です。


当時の女性は、
単衣の重なりで表から見える
袖口などの配色から、
季節感を取り入れた
組み合わせをすることで、
着こなしのおしゃれさを
表現していました。



その色の組み合わせは、
季節ごとに分けられていますし、
行事による決まりや、
年齢などによっても違いがあり、
定められたルールの中で、
どう工夫を凝らすかで、
そのセンスが問われてしまいます。

ちなみに、
季節感を無視した組み合わせは、
マナー違反となったそう・・・



また、
単衣をたくさん重ねていくので、
その重さはおよそ20kg!?

おしゃれして着こなすのも
大変な重さです。




日本では重さのある十二単を着付け、
季節の草花や自然の美しさを、
単衣の色をかさねることで、
四季のある日本の美しさを表現しました。

また、
西洋ではきついコルセットに
身体を押し込みながらも、
華麗にドレスを身に纏い、
豪華さとエレガントさを演出するなど、

昔から、
世界中で女性の美しさと
ファッションに対する
こだわりは凄いな!!と思います。


今は、
だいぶ着やすく動きやすい
ファッションへと変化していますが、
以前、あるモデルさんが、
“おしゃれは我慢!”と言っていたのを
思い出してしまいました。

美しくありたいと思う女性の心理に、
変わりはないのかもしれませんね・・・


今日は、
そんな女の子(女性)の日
でもあるひな祭り。
普段頑張っている自分を大切にし、
ご褒美をあげても良いですよね!





ところで、
今年の東京オリンピックの
コアグラフィックスは、
十二単の“かさねの色目”が
デザインモチーフに採用されています。
日本の美意識を象徴する、
伝統色を用いたデザイン。
世界中の方にも
見ていただきたいです!



それでは、
Happyなひな祭りをお過ごしください!