イメージと違う!?とならないために① 色の面積効果

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「打ち合わせルームの壁の色は、
グレーとピンクが混ざってます。」

こう、お伝えすると、
多くの方が口を揃えて言います。

「白だと思っていました!」と。

打ち合わせルームの壁は、
明るいグレーに少しピンクが混ざった色

*近似色サンプル



天井と家具は
ホワイトに仕上げられています。


では何故、壁が白っぽく感じるのか??

それは、

「色の面積効果!」

によるものです。

色は、使用する面積が大きくなると、
明るく、鮮やかに感じられます。

これを、色の面積効果といいます。

打ち合わせルームの壁は、
明るく柔らかな色なので、
大きい面積に使用することで、
より明るくなり、
白っぽく感じられたのです。

同じ空間のホワイト(天井や家具)と
比べてもらうと、その差に驚かれます。


インテリアで、
特に気を付けなければならないのは、
この、面積効果です。

特に、
広い面積を施工する壁仕上げで、
その効果を感じやすいです。

あれ?イメージと違う!?
思ったより、色味を感じられない…。
色が強すぎる…。
この色選んだかな…?

こんなことにならないように、
気をつけて選ばなければなりません。

では、
どのように選ぶのか?について
ポイントをお伝えします。

①なるべく大きな面積で確認する

打ち合わせで選ぶときは、
A4サイズほどのサンプルです。
場合によっては、
もっと小さい可能性もあります。

このサイズでは、
大きな面積に仕上げときに、
どのくらい明るく鮮やかになるのか、
判断が難しいです。

そこで、可能であれば、
大きめのサンプルを
取寄せてもらい、確認しましょう。

他に、気に入った
モデルハウスやモデルルームの
壁の仕上げ色と、
同じ色にするのも良い方法です。
大きな面積で確認できているので、
イメージ違いが起こりにくいです。

②鮮やかな色のクロスを採用するときは
 ややくすみの強い方を選ぶ。

最近は、
部屋の壁一面だけに、色を入れる、
アクセントクロスの人気があります。

面積効果で鮮やかさが増すので、
特に気をつけて選びたいところです。

同系色で、いくつかの候補が残った場合、
面積効果を考慮して、
くすみ感が強い色(やや地味な色)
を選んだ方が、
イメージ違いが起こりにくくなります。

色の効果を上手に取り入れることで、
素敵な空間をつくることができます。

これから、
色を選ぶときに参考にしてみてください。

Happyな一日をお過ごしください!