どんぐりの木 オーク材のはなし

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秋になると、近所の大きな公園に
ちょっとした楽しみがありました。



丸や細長い形、帽子をかぶったものなど、
色んな種類のどんぐり達が、
たくさん落ちているのです。

その愛くるしい形のどんぐりを、
娘と一緒に拾って遊んだものです。




今日は、そのどんぐりの木でもある、
オーク材についてお話します。




オーク材はブナ科に分類され、
日本ではナラ材と同種の木材です。

代表的な種類で
ミズナラ
ホワイトオーク
レッドオーク があります。



ホワイトオークは、
ウイスキーの樽にも使われ、
チロースという物質のおかげで、
液漏れせずに済んでいます。

しかし、同じオーク材でも、
レッドオークは
成長が早いので木目が粗く、
チロースが未発達なため、
樽に使うことができません。



ゆっくり時間をかけて成長すると、
細かい部分もしっかり育つのかな…。
なんて思ってしまいます。



また、
堅くて重く耐久性があるので、
家具やフローリングにも使われています。


昔から定番ではあるオーク材ですが、
最近のインテリアスタイルでも、
人気は高く維持しています。
木目の個性や風合い、耐久性なども、
選ばれる理由の一つとなっています。


オーク材の個性として
節や色の濃淡があり、
“虎斑”とよばれる
虎の毛のような模様が
現れることがあります。

一つの木材から、
様々な表情が出てくるのも、
魅力なのだと思います。



このように、
オークは優れた特徴と個性があり、
多くの方に支持されています。
しかも、どんぐりという
可愛いプレゼントまでくれる、
素敵な木なのです。


今日は、オーク材についてでした。


それでは、
Happyな一日をお過ごしください!