仕事帰りに立ち寄った
百貨店の化粧品売り場。
今度はどのリップにしようかな?
とウキウキしながら、
たくさんのサンプルから
運命の一色を選ぶ。
青みがかったクールなピンク
やわらかなパステル調のベビーピンク
くすみのある大人っぽいピンク
どんな自分を表現したいかを決める、
とても重要な時間でもあります。
「ピンク」といえども、
無数のピンクが存在するのが
想像できたでしょう。
その色の数だけ
表現するイメージは変わります。
インテリアでも、
壁紙やカーテン、クッションなど、
色を加えることは、
効果的なスパイスとなります。
そして、空間のイメージを決めるのに、
とても重要な役割があります。
今日は、イメージを決めるもの、
「トーン」についてお話します。
トーンとは
「薄い」「柔らかい」「深い」といった、
色の調子のことで、
明るさ+鮮やかさ で決まります。
こちらはトーン表です
明るさと鮮やかさの同じものを
グループにして並んでいます。
トーンごとに
イメージを表したものです。
例えば paleトーンは
明るさ:明るい
鮮やかさ:低い(くすんだ)
女性的で、優しく、
かわいらしい雰囲気になります。
続いて deepトーンは
明るさ:暗い
鮮やかさ:高い (鮮やか)
濃く、深みのある、
伝統的な雰囲気を演出します
同じトーンの中では、
色みが違っていても
同じイメージを持ちます。
そこで、イメージを統一させたいときは、
同じトーンや
明るさや鮮やかさが近いトーンで
まとめると合わせやすくなります。
どのトーンを取り入れるかで、
部屋に入ったときの
第一印象を決める大事なポイント
となります。
インテリアスタイルによって表現したい
イメージは変わるので、
まずは理想の部屋の
画像などをよく観察し、
どんな色合わせをしているのか
一つ一つのエレメントを
よく見ることをお勧めします。
そして、なるべくその画像で
使われているトーンを取り入れていくと、
理想のイメージに仕上がっていきます。
今日はトーンとイメージについてでした。
Happyな一日をお過ごしください!