インテリアコーディネーターとデザイナーの違いとは?

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「デザイナーには
ならないでください!!」

インテリアコーディネーターの
仕事を始めたばかりの頃、研修で
大御所インテリアコーディネーターの
いった一言です。

その意図は、
インテリアコーディネーターとは、
相手の要望に合わせて提案するもので、
自分の色を出し過ぎないことが大切
とのこと。

それを聞いた私は、
伝えたいことは
分からなくもないけど…。
でも、どうも腑に落ちない気持ちで
帰ってきたことを覚えています。

そして、同じ会社でお仕事する
ベテランのコーディネーターに
聞いてみることに。

斬新なデザインと提案に定評のある
その方は、
「インテリアコーディネーターは、
デザイナーの部分もあるでしょ!!」
と、きっぱり言い放たれた。

やっぱりね!
人によって、とらえ方は違うよね。
じゃあ、私はどう解釈するのか…。


インテリアコーディネーターと
デザイナーの違いって何なのか?

まずは意味を調べてみることに。


コーディネーターとは

ものごとを調整する人。
全体の統一性を考え、
組み合わせを考える人。


インテリアコーディネーターとなると

内装・家具・照明・設備機器など、
インテリアに関する知識を持ち、
商品の選択、組み合わせ配置について
提案を行う人。


そして、
デザイナーは様々な分野がありますが、
ここではインテリアデザイナーの
意味を調べてみることに。

室内演出を手掛ける職業。
法令に反しない範囲で、
建築の意匠設計の一部である
インテリアデザインのみを担当する人。


つまり、

インテリアコーディネーターとは、
お客様の要望に合わせて、
ベストな選択肢を選ぶお手伝いをする人。

インテリアデザイナーとは、
建築的な要素にも手を加えて、
全体的に室内演出をする人。

となります。



自分の仕事へのスタンスを考えると、

お客様の価値観に合わせることは
大前提なので、
要望をヒアリングしながら、
より良い提案を考えます。
仕事に慣れてくると起こりがちな、
自分のセンスを押し付けて
しまわないよう、
「誰のためのインテリアなのか」
を常に意識するようにしています。

必要であれば、
造作家具や間接照明など、
建築側の調整をしてもらいながら、
全体的なバランスを整えた提案を
心がけています。


そんな私の、最終的な解釈。

“インテリアコーディネーターは
理想のインテリアを実現するため、
必要に応じてデザイナーの
要素も取り入れて仕事をする人”

さて、あなたはどう解釈しますか?


Happyな一日をお過ごしください!