「世界で一番美しいベース」
と称えられる花瓶。
“アアルトベース”
今日はその魅力について
見ていきたいと思います。
デザイナーは、
20世紀を代表する
フィンランドの建築家でデザイナーの
アルヴァ・アアルトです。
彼は、
モダニズムに
自然から着想を得たデザインを取り入れ、
木や曲線を用いた
建築やプロダクトを作りました。
1936年に発表された
アアルトベースは、
フィンランドにある湖の形や、
白樺の根本付近の断面のフォルムを
モチーフにしたとも言われています。
この曲線の凸凹が、
印象的なフォルムを作り出し、
見る角度によって、
表情が変わります。
ベースは、iittalaの工房で
熟練の職人さんにより、
手吹きで制作されているので、
一つ一つにクラフト感があり、
美しいフラワーベースに仕上がっています。
波打ったデザインのおかげで、
花が安定しやすく生けやすいのも
嬉しいところで、
一本だけ生ける
花束を生ける
ゾーンに分けて生ける など、
花の分量に関わらず、
良い感じにまとめてくれます。
また、
花瓶は使うときだけ出してきて、
普段はしまって置くことが多いですが、
アアルトベースは、
オブジェとして飾って楽しめてしまうのです!
デザイナーの苗字でもある
アアルトとは、
フィンランド語で「波」をあらわすそうです。
波打つ有機的な曲線を、
デザインに取り入れた
アアルトベース。
デザイナーの曲線へのこだわりと、
フィンランドの大自然への
想いが伝わってくる、
そんなプロダクトなのです。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!