「目が疲れたら緑を見ると良いよ」
この言葉を聞いたことはありませんか?
そこには理由があります。
虹は七色なのはご存じですよね。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
と並んでいます。
これは、
人間が色と認識して見える
光の順に並んでいて、
紫外線や赤外線は見えません。
光にはそれぞれ波長があり、
眼がどう反応するかによって、
見える色が決まります。
その真ん中にある色が “ 緑 ” です。
つまり、
眼に負担をかけずに見れる色なのです。
今日は、人にやさしい色である
「 緑 」についてのお話しです。
緑といえば、森の美しい木や草花など、
健やかに伸びる成長を感じさせてくれます。
人にも優しくリラックス効果があり、
ストレスを和らげてくれます。
優しい色なので、
インテリアにも取り入れやすく、
鮮やかさを抑えた明るい緑は、
大きな面積で仕上げるのに向いており、
深い緑は、
嫌味の無い落ち着いた印象で
大人っぽいアクセントになります。
また、中性色といって、
寒さ、暑さを感じない色なので、
季節や使用する場所を選ばない、
使いやすいのが特徴です。
私は、
打ち合わせをしているときに、
緑を選ぶかどうかを、
一つのポイントに考えています。
緑は、取入れやすく
バランス感覚が良い色で、
ベーシックともいえます。
しかし、
個性に欠ける部分も否めないので、
好きかどうかによって、
提案を変化させています。
ベーシックなものは、
飽きがこないので、
なかなか変更ができない
インテリアエレメントでは、
その効果を発揮してくれます。
また、
他の色を組み合わせて
アクセントを加えることで、
変化を楽しみながら、
素敵にまとめることができます。
また、
どんなインテリアスタイルでも、
取り入れていただきたいのは
観葉植物です。
植物の自然なグリーンにより、
リラックス効果が期待できます。
大きめのサイズは、
フォーカルポイントにもなりますし、
コンパクトなサイズを複数個並べたり、
ハンギングタイプも出ています。
鉢のデザインを、
インテリアテイストに合わせて
おしゃれにすることで、
効果的にセンスUPされるので、
こだわって選ぶことをお勧めします。
他に、緑は安全の表示として、
非常口の誘導に用いられます。
緑は、
人に優しく緊張しない、
自然体でいられる色なので、
毎日の忙しさで疲れた心と体を、
緑のパワーを取り入れて、
効果的にリラックスしてみては
いかがでしょうか。
それでは、
Happyな一日をお過ごしください!