花粉のイメージだけど…それだけ身近な木 スギのはなし

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毎年この時期になると、
多くの方を悩ませるスギ花粉。


私も悩まされている一人なのですが、
今年はマスクが手に入らず、
少ないストックを
大切に使用しているところです・・・




さて、
花粉のイメージが強いスギですが、
それだけ日本人には
とても身近な木材であることも事実。


そこで、今日はスギについて
特徴を見ていきましょう。



スギは日本で最も多く
植林されている木材で、
軽くてまっすぐ、
柔らかく加工しやすい特徴から、
家具や柱、構造材などの建物に使われたり、
小物や割りばしなどでも使用されています。




断面を見ると、
芯に近い部分は赤みを帯びていて、
外側は白っぽい色をしています。



どの木材にも言えることですが、
同じ木でもどの面を取るかで
木目の出方が違うため、
表情が変わって見えます。

そこが木の面白いところでもあるんですけどね。




また、秋田杉や吉野杉といった
ブランドスギがあり、
特に、秋田杉は、
青森ヒバと木曽桧と共に、
日本三大美林といわれています。



秋田杉は年輪が細かく
木目が美しいので、
柱や天井板や、
工芸品にも使われています。

特に、曲げわっぱは有名で、
ご飯が傷みにくく軽量、
香りがよく美しい木目と色合いで、
高級感のある工芸品としても人気があります。



他にも、
神社などで見られるご神木にも、
スギの大木が祀られていて、
それだけ、
古くから日本人には大切な木として存在し、
今も受け継がれています。




すっかり、
スギ=花粉 のイメージが
付いてしまいましたが、
日本人にとってはとても身近で、
生活を支えてくれている木なのです。


今日は、スギについてでした。

それでは、
Happyな一日をお過ごしください!