3℃も違うの!?色の寒暖差について

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色には、
寒さや暖かさを感じさせる色があります。


ファッションを例にしてみると、


冬に赤いニットを着ていたら、
「なんだか暖かそうだな」
と感じられたり、
夏に青いブラウスを着たら、
「なんだか涼しそう」
と感じたりと、
季節感を感じさせる色があるのを
想像できるでしょう。


実際に、
赤や橙や黄色などは暖色といい、
暖かさを感じさせる色であり、
青緑や青は寒色といい、
寒さを感じさせる色なのです。



暖色と寒色の体感温度差は
“3℃もある”ので、
心理効果としては
なかなかのものです。

冬と夏では選ばれる色が
違うのも頷けます。







季節によって衣替えすることで、
ワードローブの色調が変わるように、
インテリアも季節によって
模様替えするのは、
心理的な効果としても
理にかなっています。


簡単に模様替えできるものは
クッションなどの小物ですが、
カーテンやラグを変えると、
より季節感を演出できます。



また、寒さ暖かさを感じさせない
中性色というのもあり、
黄緑・緑・紫系の色が入ります。


なかなか変更できない部分や、
色の寒暖差に
影響を受けたくないという時は、
中性色を選ぶと良いかもしれません。








インテリアの壁仕上げを選ぶ時も、
色による体感温度差は注意が必要で、
特に脱衣室はその影響を受けやすいです。


青系の色は、爽やかで清潔感があるので、
洗面脱衣室で人気がありまして、
夏は涼しく気持ちの良い空間ですが、
冬はひんやりとした寒い印象になります。


脱衣室では洋服を脱ぎ着するので、
冬は「寒っ!!」
となってしまうのです。


なので、
全体の雰囲気を決定付ける
壁仕上げを選ぶ時は、
体感温度も考慮したうえで
選ぶことをお勧めします。


それを理解した上で、
脱衣室に爽やかさを優先して
青を選ぶなら、
それはそれで良いと思います!



知ったうえで選ぶのか、
知らずに選ぶのかでは大違い!

ご自身にとって良い選択ができますように。



それでは、
Happyな一日をお過ごしください!