自然から学ぶ色彩調和

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周りを見渡すと、
色は1色だけで存在することは無く、
複数の色を合せることで
空間を作っています。



その配色が、
見る人に美しいと感じる時、
色が調和しているといいます。



以前の記事で、
トーンや補色の色合わせ
について書きましたが、
色彩調和論を研究し、
4つの原理をまとめた、
アメリカのジャッドという
色彩学者がいました。

その中の一つに、

『なじみの原理』

というものがあります。




なじみの原理とは、
自然の中での色の見え方など、
いつも見慣れた色の配色は
調和するというもの。



例えば、
自然光に照らされた木の葉は、
光りが当たった部分は
明るい黄みの緑に見えて、
影の部分は
青みの緑に見えます。



このような自然の色の見え方の法則を、
ナチュラルハーモニーといい、
見る人にとって、
心地よいと感じる色合わせになります。


色が馴染んで自然に見えるので、
長く過ごすリビングダイニングの
インテリアの色や、
メイクの色選びでも使えます。


一歩踏み込んで説明を加えますと、

色相環では、
黄色は一番明るい色で、
青紫が一番暗い色となります。

色相環の中で、
隣り合う色や類似色相などの
近い色相を使う時
黄色に近い方の色を明るくし、
青紫に近い方の色を暗くするということ。

このように、
自然の法則に合わせて色を選ぶと、
見た時に違和感の無い、
心地良い空間を作ることができます。


今日は、
自然から学ぶ色彩調和についてでした。


それでは、
Happyな一日をお過ごしください!