“補色”を知るとコーディネートに幅がでます!

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お互いに引き立てあう関係


補色


この効果を知っているかどうかで、
コーディネートが大きく変わってきます。

今日はその素敵な関係
補色についてお話します。


以前、クリスマスツリーの記事でも
書きましたが、
補色関係にある色は、
正反対の色で
お互いに引き立てあい、
相乗効果が得られる組み合わせです。


下図の色相環をご覧ください。
ちょうど反対側に位置する色が
補色になります。



インテリアにも、
補色を効果的に取り入れると、
おしゃれさがUPするので、
是非、取り入れたい配色なのです。



では、赤と青緑の補色配色を
参考に見てみましょう。

下の写真は
同じトーンの補色配色です。
柔らかなイメージはそのままに、
空間に程よいアクセントがあります。


次は、
同じ赤と青緑の補色配色でも、
違うトーンの例です。

今度は、
対比が強くなり、
クッションの色が印象的な、
メリハリのある配色になりました。


最初のように、
鮮やかさを抑えた柔らかなトーンで
揃えた配色は、
補色を使ったとしても、
印象が柔らかくまとまり、
程よいアクセントをもたらします。


そして、2番目のように、
発色の強いトーンの場合、
小さい面積に使用しても、
アクセントの効いた配色になります。


なので、
補色をインテリアに使うときは、
目標のイメージを明確にしたうえで、
トーンと分量をどう取り入れるのか、
バランスをしっかりと考慮すると、
上手にまとめることができます。




ところで、
イタリア人男性は
着こなしがオシャレで有名ですが、
そこにも、
補色の効果が見られます。

「アズーロ・エ・マローネ」とは、
イタリア人男性が、
好んでファッションに取り入れる
配色のことをいいます。

イタリア語で、
アズーロは「青色」
マローネは「栗」

つまり、青と茶色(橙に黒を加えた色)
を合わせるという、
補色を使ったコーディネートなわけです。

さらっと、色の効果を取り入れて、
カッコ良く着こなしてしまう。
そんな大人を見て育つから、
イタリア人には、
自然とセンスが
身についているのかもしれませんね。




補色が使えるようになると、
インテリアだけでなく、
ファッションにも活用ができるので、
幅が広がって、
コーディネートがより楽しくなります。
是非、取り入れてみてくださいね。


それでは、
Happyな一日をお過ごしください!