子供部屋のインテリアをどう作るのか?

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ある日の打ち合わせでのこと。
5歳の女の子が言いました。


「私、カーテンは水色にしたい!」


あれっ!? 2週間前までは、
あんなにピンクが大好きだったよね?
しかも、壁紙は淡いピンクベースで、
輸入クロスをアクセントに入れたよ!

当然ながら、奥様も私も焦りました…。

もう壁紙仕上がってるしね…。

最終的に、
内装と合うようにバランスを取りながら、
カーテンを選び直すことに。


本当に、子供の好みは変わりやすいと
実感した出来事でした。


子供部屋のインテリア。
これは、皆さん悩まれます!

ある程度大きくなり、
自分で選べるようになれば、
任せるのでしょうけれど、
幼少期の場合は、
今の好みに合わせて
インテリアをつくるのか?
ここが悩みどころです。


海外の雑誌なので見かける子供部屋。
カラフルだったり、ラブリーだったり、
“今”好きなものに囲まれたインテリアは、
子供にとって、特別な楽しい空間で、
そこで過ごした嬉しい思い出を、
忘れることはないでしょう。

そんな風に、
我が子の部屋を作ってあげたい気持ち半面、
大きくなったら飽きるよね!?とも、
考えるものです。


そこで、
子供部屋を考える際のポイントを
挙げてみようと思います。



まず、方向性は大きく3つに分かれます。


①今しかできない子供らしい部屋をつくる

②子供らしさを少し取り入れておく

③成長しても影響がないようシンプルに
 まとめる



この3つのパターンの中で、
どの方向性を選ぶかによって、
提案が分かれます。



そして、考慮する部分として、
好みの変わる時期があります。
男女で違うので、
それぞれ挙げていきます。



男の子

幼少期と小学生で変化はありますが、
中学生の時に、大きく変化し、
“カッコいい”へ好みが変わります。

グレーや黒、カーキなどの
落ち着いた色や、
ブルー系は採用率が高く、
ネイビーも選ばれます。

又、ホワイトをベースにした、
スタイリッシュでモダンな
インテリアを選ぶ場合もあります。

子供から大人へ成長する際に、
気持ちの変化が大きいので、
選ぶインテリアも、
顕著に表れてきます。




女の子

幼少期、特に4歳くらいまでは、
ピンク好きの子が大半を占めます。
しかし、5歳くらいから、
突然好みが変わる子も多くみられます。

小学生から中学生でよく選ばれているのは、
ホワイト、ピンク、水色、淡い紫などが多く、
高校生くらいになると、
発色のよい色味をアクセントで加えるなど、
個性を表現することが多いようです。

また、憧れの芸能人の影響を受けたり、
キラキラ光沢感のあるものは人気があります。

女性は年齢に関係なく、
輝くものに惹かれるのかもしれませんね!



子供の好みの変化に、
合わせるのは難しいと思いますが、
私は打ち合わせにて、
親に確認していることがあります。
それは、

「ご自身の小さい頃は、
どんなインテリアで、
どんな風に感じてましたか?」と。


親の好みと、子供の好み、
遺伝的な要素や、住んでる環境が同じ、
生活の中で選ぶものを見ているなどから、
似ている場合が多いです。
もちろん、
真逆になるケースもあるので、
性格も考慮していきます。

また、
性別による好みの違いがあるため、
可能であれば、
男の子はご主人に、
女の子は奥様に意見を伺います。

すると、

「シンプルなインテリアだったけど、
 小さい頃から暮らしているから、
 特に気にしていなかった」

「可愛らしいインテリアに憧れてたから、
 子供の部屋は可愛くしてあげたい」

「天井に雲のクロスを貼ってたのが
 嬉しかった」など、

皆さん、
子供の頃のインテリアを
思い出しながら、
楽しそうに話してくれます。
どう好みが変化したのかなど 、
具体的に聞いていくことで、
方向性が見えてくることが多いです。

そして、
先に挙げた3パターンの中から、
絞り込んでいく、
という流れにしています。


子供部屋のインテリア、
悩む部分もありますが、
どの方向性を選んだとしても、
その子なりに、楽しくアレンジし、
オリジナルの空間を作って
行くことでしょう!

しっかりと考えたうえで、
出した答えは、
ベストな選択に違いありません!
自信を持って選んでください。

今日は、子供部屋のインテリアを
どう作るのか?についてでした。

それでは、
Happyな一日をお過ごしください!